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【禅語】
漢字が多く読み方も難しかったりする禅にまつわる用語。
特に私たちの日常の生活ではあまり使わないものは、見てもよくわからないものです。
ここでは、いくつか禅に関連して使われる用語、単語の説明をしてみたいと思います。
禅語 サ行
【随処作主立処皆真】(ずいしょにしゅとなる りっしょみなしんなり)
周囲の動向や情報などにひきずられることなく、自らの主体性をもって物事に対処するのであれば、自身の生きがいに合致する人生となるという意味です。まわりの環境に影響されることなく主たる自分を確立することで真実が現れて、生きがいとなるのかも知れません。主体性を持って生きることの大切さを説いています。
【千里同風】(せんりどうふう)
「千里離れた遠い地域にも同じ風が吹いている」ということで、「世の中が同じ状態である様子」、「ある状態が国中に行き渡っている様子」表す四字熟語です。ただし禅語ではそこから「ことば以外でも心は通じる」ことや「真理はいつでもどこでも普遍であり」、「人や環境によって対応を変えたりしない姿勢の大切さ」を表現しています。