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【禅語】
漢字が多く読み方も難しかったりする禅にまつわる用語。
特に私たちの日常の生活ではあまり使わないものは、見てもよくわからないものです。
ここでは、いくつか禅に関連して使われる用語、単語の説明をしてみたいと思います。
禅語 ナ行
【七転八起】(ななころびやおき)
七回転んだら八回起き上がる。つまり、何度失敗しても、挫けることなく頑張り続ければ、最後にはきっと成功するという例え。また、人生には浮き沈みが多いという意味も。今負けたとしても、最後に勝てばいいのです。
【拈華微笑】(ねんげみしょう)
釈尊が弟子たちに説法をしている時、無言で一輪の花を示しました。困惑する弟子たちの中、弟子のひとりである迦葉だけがその意味を悟ってにっこり微笑したという故事からきている言葉です。言葉や文字を超えて、心をもって心を伝える(以心伝心)を表現していると言われます。目は口ほどにものをいうとも言われます。百の言葉より一つの微笑が相手に伝えるものが大きいこともあるのではないかと思います。